トップ現在完了 必要性と働き

現在完了 必要性と働き have/has ‥ed

中学英文法のやり直しをしている中で、現在完了は難関の一つではないかと思っています。今回はこの現在完了というものは、どういうもので、どのような働きをするものなのかについて、復習をしていきます。

present perfect

現在完了形は、現在形、過去形、進行形、未来形をやったあとで、ようやく出てくる文法ルールです。

現在形~未来形をしっかりやったあとなので、どうしても付け足しのような感じがしてしまいます。本当に必要なものかなと思ったりした人もおられるのではないでしょうか。

しかし、この現在完了形がないと、どうしても表現できない部分があり、会話が成り立たなくなってしまうのです。

あることを言おうとしたときに、それを1文で説明できなくなってしまい、多くの文で説明することが必要となるのです。

現在完了とは何か

それでは、その働きと必要性について、具体的な例で確認してみましょう。

We met before

「私たちは以前に会った。」
は、
・ We met before.
です。

しかし日本語には、
「私たちは前に会ったことがあります。」
という言い方もあります。

過去のことなのに、その文尾では現在形で表現しています。
このようなときに英語では、

・We have met before.(We’ve met before.)

と現在完了を使って言うのです。
これこそが「現在」の完了 なのです。

日本語の日常会話にも同じような言い方がたくさんあります。

「私は彼女の家を訪ねた。」は、
・I visited her house. ですが、

「私は彼の家を訪ねたことがある。」なら、
・I have visited her house. です。

「彼は京都へ行った。」は、
・He went to Kyoto. ですが、

「彼は京都へ行ったことがある。」は、
・He has been to Kyoto. です。

もしも、
「彼は京都へ行ってしまっている。」ならば、
・He has gone to Kyoto.
になります。

現在完了を使う理由、働き

これらの現在完了の例ではみな、過去の出来事が現在まで続いているという意識が話し手の中にあります。そのようなときに完了形を使います。

「あなたは気がついた?」は、
・Did you notice?
ですが、

「あなたは気がついてた?」と、
「気がついていた」状態を現在まで続けて言いたいときには、
・Have you noticed?
となるのです。

「私は東京に10年間住みました。」は、
・I lived in Tokyo for ten years.
ですが、

「私は東京に10年間住んでいます。」と、
現在までその状態が続いていることを言いたいときには、
・I have lived in Tokyo for ten years.
と言うのです。

これを図で示すと、次のようになります。

現在完了

「いつからここに住んでいるの?」と人に聞くときには、日本的な感覚で考えて、「Since when … ?」という文を使いそうになるのですが、
英語では、
・How long have you lived here?
と、「How long」と「現在完了」を使って聞くのが普通なのです。

「いつからこのことを知っていたの?」と言うときも、
・How long have you known about this?
となるのですね。

つまり、すべて過去から現在まで続いていることを1文で表そうとする場合には、この現在完了形を使って表すしかないということなのです。

現在完了というものの必要性が、おわかりいただけたでしょうか。
過去から現在まで続いている」ものは、現在完了形を使って正しく話すようにしましょう!


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