I'd like to と I want to の違い

「~したいなぁ」と話したいときには、「I want to ~」の表現が頭に浮かびますが、実は日常会話などでは使うことは少なめで、「I'd like to ~」の表現を使うことが圧倒的に多いです。

I want

どちらも「~したい」という表現になりますが、そのニュアンスは大きく違っているので、正しく使い分ける必要があります。

その違いと使い分けについて、まとめてみました。

 

I want to ~

I want to ~ は、「~をしたい」「~が欲しい」と願望を、ただただ口にするような直接的な表現になります。

■例文:
I want to go shopping.
私は買い物に行きたいよー。

どちらかと言うと、子供が「~が欲しいよー」と言っているようなイメージに近いかもしれません。

I'd like to ~

I'd like to ~ の場合は、「~したいです」「~したいのですが」と、丁寧に願望を伝える表現となります。(I'd like to は、I would like to の短縮形です)

like to ~ は、「~するのが好き」という表現ですが、それに would を付けると、「~するのが好きなのです」→「~したいと思っているのですが」という、少し婉曲で丁寧な表現となります。

従って、通常は「~したい」という直接的な熱情を伝える表現ではなくて、I'd like to ~ という控え目で丁寧な言い方で話す方が間違いが少ないでしょう。

■例文:
I'd like to go shopping.
私は買い物に行きたいのですが。

I'd like to buy this book.
私はこの本を買いたいのですが。
 


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