I'm happy to と I'm glad to の違い
日常会話の中で、「~できてうれしい」と表現したいケースはときどきありますが、「うれしい」という気持ちを表すフレーズとしては、いくつかあります。
よく使うのが「glad」と「happy」。どちらの表現も一般的に使われている表現ですが、これら2つの表現には、若干のニュアンスの違いがあるのをご存知でしょうか。
使う場面によって微妙な違いがありますので、よく理解して正しく使い分けるようにしたいものです。
I'm happy to ~
相手に「~できてうれしい」「~できて幸せ」と、喜びを伝えるときに使うフレーズです。
I'm happy to see you again.
また会えてうれしいです。
I'm happy to love you.
あなたを愛せて幸せです。
I'm happy to be told that.
そう言われると私はうれしいです。
I'm glad to ~
「~できてうれしい」と同じような意味合いを表す表現には、I'm glad to ~ もあります。こちらの表現も、普通によく使っているのではないでしょうか。
しかし、glad を使った場合には、「その瞬間、ホッとして喜んでいる」というニュアンスをもっているということなのです。pleased とほぼ同じ意味になりますね。
happy と glad が微妙に違うケース
微妙な違いがわかり易いよう、対比させて確認してみます。
(1) まずは、happy と glad がほぼ同じケース
「お会いできて嬉しいです」と言うときには、
・I'm glad to meet you.
・I'm happy to meet you.
それぞれ、ほぼ同じ意味なのでどちらを使っても問題ありません。
「それは良かったですね」の場合でも、
・I'm glad to hear that.
・I'm happy to hear that.
glad を happy に代えても、ほぼ同じ意味となります。
(2) 次に、微妙に違うケース
例えば、「一緒に働けて嬉しいです」と言いたいときの、次の2つ。
・I'm happy to work with you.
・I'm glad to work with you.
glad を使っても誤りではないのですが、happy を使った方がより自然に聞こえます。
なぜなら「一緒に働く関係」の場合は、「比較的長く続く関係」となるので、「その瞬間ホッとして喜ぶ」という意味合いの glad よりも、
「うれしい、幸せ」という意味合いで、もう少し継続的な意味の happy を使った方が、より自然な表現となるからです。
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